マーケティング領域におけるAI活用事例3選

マーケティング領域とAIの相性が良いというのはよく言われていることです。AI分析はすべてデータありきで行うものであり、マーケティング領域には売上データや顧客データなどAI分析に必要なデータがあらかじめ揃っているためです。

AI分析を行うためにまずデータを集めなければ、という状況になりにくいためAI活用は行いやすい分野です。今日はそんなマーケティング領域におけるAI活用事例を3つ紹介いたします。

マーケティング領域におけるAI活用パターン

「マーケティング AI活用」などで調べると多数の事例が出てきますが、その内容は大きく分析そのものに対する活用と、AIを用いて顧客と直接接点を持つ活用にわけられます。

分析そのものに対する活用:データ分析に用いる

あるデータを分析するときにAIを用いて、従来手法では得られなかった答えを求めるものです。
データ分析には、顧客分析、商品分析、売上分析など様々なものがあります。

顧客データを元に、自社の顧客に見られる傾向を見出し、その傾向を元に新しい打ち手を考えるといった答えがわからない中で行うAI活用もあれば、特定の商品が売れやすい条件や購入しやすい顧客を見つけ出すといった企業の販売戦略にそのまま直結するAI活用もあります。

例をあげれば枚挙にいとまがありませんが、たとえば

  • 優良顧客予測
  • 退会者予測
  • 値引き購入者予測
  • 特定商品の販売戦略予測
  • LTV予測

など様々なAI活用が考えられます。このような分析は取り扱うデータ量が膨大になり人間が行うことは困難です。多くはデータサイエンティストと呼ばれる専門スキルを持った人が分析に携わります。また、Auto MLと呼ばれるような機械学習を自動で行ってくれるソリューションに頼ることで実現することもできるようになってきています。

顧客と直接接点を持つ活用①:One to Oneマーケティングで活用する

One to Oneマーケティングとは、1人1人の消費者に合わせて個別に展開されるマーケティング活動のことを指します。One to Oneマーケティングは長らく理想論に過ぎないものでした。1人1人のニーズを特定して、1人1人に合わせて施策を変えることは人のリソースでは到底実現できないためです。しかしwebマーケティングの進化に伴い現実的に実現できるようになりました。

オンラインショップやニュースサイトでは、過去の閲覧履歴や同じような条件の人が見ている情報を元にレコメンドを行ってくれる仕組みが実装されています。このレコメンドエンジンの裏側ではAIの手法が用いられているものが多くあります。

他にもweb上で目にするリターゲティング広告もOne to Oneマーケティングの一種です。リターゲティング広告は、一度自社のWebサイトに訪問した閲覧者を追跡して、他のWebサイト上で広告を表示させる手法です。これはCookieの情報をもとに以前閲覧したことのある製品情報を表示させ、Webサイトへの再訪問や購入の再検討を促しているものです。

顧客と直接接点を持つ活用②:顧客対応で活用する

イメージしやすいものだとチャットボットによる対応が挙げられます。様々な月額課金制のソリューションやオンラインショップで使用されているものです。チャットボットであればわからないことがあったときにすぐに対応することができるため、チャットボットが対応しているソリューションではカスタマーセンターへの電話で何十分も待たされることが少なくなり、顧客体験が改善しています。LINEで使われることも増えており、日常に根差した消費者に身近な仕組みであると言えます。

エンタメ系のものですと、古くはMicrosoftのりんな、最近だと株式会社わたしはの大喜利AIが面白いサービスです。一方でチャットボットについては、パターン処理で対応を行うものと自然言語処理を用いて自然な会話を行うものの2種類があり、前者は機械学習を用いていないという意味ではAIを用いていないチャットボットであるとは言えそうです。

まとめ

マーケティング領域におけるAI活用事例について、以下の3つを紹介いたしました。

  • 分析そのものに対する活用:データ分析に用いる
  • 顧客と直接接点を持つ活用①:One to Oneマーケティングで活用する
  • 顧客と直接接点を持つ活用②:顧客対応で活用する

AI活用を考える方はぜひ参考にしてみてください。

 

マーケターの方向けの、マーケティングにAI活用が進まない3つの理由とその解決策についてまとめた資料を無料で配布しています。

お気軽にダウンロードしてみてください。

>無料でDLする<