能動的なAI活用は、マーケティング部門が主導した方が成功する3つの理由

現在において、AIというワードが紙面に踊らない日は無いくらい企業の間ではその存在に関心が高まっている。
しかしながら、企業にとってこのAI導入がうまく機能していない例も散見されるのが実情である。
そこで、自社のビジネスにAIを取り入れうまく機能している企業には、どのような共通点があるのかをまとめてみた。

企業にはAI活用の余地が数多あるが、今回は取り分け売上増加など収益に寄与する用途にフォーカスをしてみたい。
尚、導入・活用の事例が広がっている「省力化」や「自動化」を目的としたAI活用を『守りのAI 』とし、今回注目する「売上/収益の増加」を目的としたAI活用を『攻めのAI』と定義してみた。

その結果見えてきたのは、AI活用をマーケティング部門が主導することが成功への近道であることである。
システム部門や企画部門ではなく、なぜマーケティング部門が主導したほうがAI活用が上手くいくのか?

課題に解決にデジタルテクノロジーを駆使してきた歴史

インターネットの普及以降、マーケティング部門は率先してデジタルテクノロジーを導入採用してきた。また、マーケティング領域には数多くのテクノロジーベンダーが存在し、目まぐるしいスピードで新たな製品が生み出されてきた。マーケティング担当者たちは常に新たな製品の目利きをし、自社に有益な製品を導入して収益を最大化してきた。AIという新たなテクノロジーも、それ自体は手段であり、それを活用して何を実現していくかが重要であるにもかかわらず、AIの導入が目的化している企業は多い。

AI導入を目的化せずに、本来ある課題を解決する為に活用するという点において、マーケティング部門がその主導を担うべきと考える。

データ分析/活用のリテラシーが、社内の他部門と比べて相対的に高い

マーケティング担当者は、現状の仕事においても比較的多くのデータと向き合っている。

  • デジタル広告の配信結果を受け、広告予算をどのように配分することが最も費用対効果に寄与するか?
  • WEBサイトのアクセス履歴を確認し、どのページでどういったユーザが離脱しているかを把握し、どうすればコンバージョンの最大化につながるか?

など、データに基づきファクトベースで思考して仮説を立て実行するという類の仕事がマーケティング担当者の仕事には非常に多い。
データにきちんと向き合い、それから考えられる原因や解決策の仮説建てという極めて地道な作業が『攻めのAI』の成功にも求められる。
こういった点において、AI導入にはマーケティング部門が最も適切な役割であると言える。

収益化のための施策実行が出来る

AI導入後の最も悲惨な結末は、分析はできたがそれを生かした施策などには一切つながってないというもの。
高額な費用を投じて大なったことが結果につながっていない企業は、AI投資を失敗と認識しそれ以降AIの活用に積極的にはなり辛い。それではAI導入前に逆戻りすることになり、その企業の競争力は相対的に落ちて行ってしまう。
『攻めのAI』導入の成功を左右する最も重要なポイントは、AI分析で得られた結果を施策に反映して実行しているかに尽きる。

PDCAという言葉は既に使い古された言葉であるが、AI導入において得られた結果は、それを基にPlanをDoするための素材に過ぎない。
マーケティング部門は、これまで様々なデジタルマーケティング施策を実践しており、その為のマーケティングツールも導入されているため、各種施策を比較的容易に実施しやすい環境にある。
得られた結果を施策実行までシームレスに行える部門は、マーケティング部門をおいて他にはないと言える。

まとめ

マーケティング部門には以下の3つの特徴がある。

  • 課題に解決にデジタルテクノロジーを駆使してきた
  • データ分析/活用のリテラシーが、社内の他部門と比べて相対的に高い
  • 収益化のための施策実行が出来る

こういった点から、『攻めのAI』導入を成功させるためには、マーケティング部門主導でのAI導入が最も成功しやすいと考えられる。
現に、国内でAIを活用した収益拡大に成功している企業の多くが、この導入主管をCMOやマーケティング部門が担っているケースが非常に多い。もし読者の会社が『攻めのAI』導入を成功させたいならば、マーケティング部門を主軸としたプロジェクトチームを組むことをおススメする。

 

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