AIベンダー比較におけるポイント

社長、役員をはじめとする偉い人たちから、いきなり

「当社でもAIの導入を真剣に検討したいから、君の方で進めてくれないか?」

と超高めの剛速球を投げられたことはありますか?
剛速球と言わないまでも、かなりざっくりとしたテーマで丸投げされるケースは、今も昔も一定割合あるようです。

今日は、会社からの「AIなんとか進めといて」攻撃に合っている皆さん向けに、AIベンダーを正しく選定するために抑えておくべきポイントを書いてみたいと思います。

AIベンダーってどうやって探すの?

そもそも、AIというものが良く分からない人間にとって、AI提供ベンダーの選定は非常に難しく感じてしまいます。
技術的なこともイマイチ理解できないし、そもそもそれぞれの企業で何が違のか良く分からない。。。
とはいえ行動しなくては始まらないので、まずはGoogleの検索窓に「AI ベンダー 比較」なんて入力してクリックしてみます。
すると、実に多くの会社さんがAIサービスを提供していることが解ります。いやー、その多さに本当に驚きました。
この時点でベンダー選定の荷の重さを多少感じてしまいますね。
ここでまず重要なのが、”AIを使って何をしたいのか?”です。
検索でヒットする多くのサービスですが、大きくは以下のように大別できます。

  • 既に存在しているサービスにAI機能を付加したもの
  • AIを使って、特定の課題が解決できるサービス
  • その企業独自の課題をAIで解決するオーダーメード型

それぞれどのようなものなのか見ていきましょう。

既に存在しているサービスにAI機能を付加したもの

まずはこのタイプです。これまでに存在しているサービスにAI機能が付与されたもので、例えば

・広告配信サービスにAI機能が付与され、広告効果が高まると期待されるもの
・営業支援サービスにAI機能が付与され、次に営業社員が取るべきアクションを自動的に教えてくれる
・社員の勤怠管理サービスにAI機能が付与され、モチベーションやメンタルの面で不安視される対象社員を教えてくれる

などのようなものです。
これらは既存サービスの価値を更に引き上げるものですので、そのサービスそのものが自社の課題解決に適合しているかどうかが最も重要な判断指標になりますね。
よって導入担当者は「AI」という言葉に惑わされずに、サービス特性そのもので比較検討を進める必要があります。

AIを使って、特定の課題が解決できるサービス

続いては、特定課題の解決が出来るAIサービスですね。
これらは現在国内でも多くのサービスが立ち上がっており、用途や機能が比較的明瞭なものが多いですので担当者にとっても検討や導入がし易いものではないでしょうか。例を挙げると

・与信管理業務を一定の精度で行えるAI
・手書き文字のデータ化業務を行えるAI
・顧客からの問合せを自動応対するAI

などがそれにあたります。どうですか?皆さんにもなじみがあるものがあるのではないでしょうか?
例えば
「手書き文字のデータ化業務を行えるAI」
でいえば、これまでは社内に存在する手書きの文書をデータ化することに人間が一定の時間を割いていたものを、AIに置き換えることでその業務リソースを他に振り分けることで、業務効率の向上が期待できるものになります。
よって、これらのAIの導入検討を行う際に必要なことは

  • 解決したい課題は何か?
  • ベンダーが持つサービスはその課題が解決可能か?
  • その課題解決がされると、自社にはどの程度のメリットが発生するのか?
  • 同様のサービス提供をしているベンダーはいないか?
  • そのベンダーが持つ強みは何で、競合他社との違いは何か?

などをクリアにしていくことではないでしょうか?
担当者の皆さんは、ベンダーさんと向き合う前に事前にこれらのチェックすべき項目を明らかにしておけば検討も比較的スムーズに行えるかと思います。

その企業独自の課題をAIで解決するオーダーメード型

最後のパターンは、最も解りにくいサービスのものです。情報収集をしたり問合せをしようとWEBサイトを見ていても、結局その会社がどんなAIサービスを提供しているのかが一見解りにくく、そもそも問い合わせて良いのか躊躇してしまうようなサービスが多いかと個人的には思います。

このタイプのサービスは、まさに完全オーダーメードで顧客に合わせたAI開発を行う企業が多いので。一言で「○○が出来るAIです」とは謳ってないことが多いです。いくつかの事例掲載をしているサービスもあるので、そういった情報からそのベンダーさんの過去の実績を見ることは多少可能であ有ります。

では、AI導入の検討をする際にこういったベンダーさんには問合せをするべきなんでしょうか?
結論としては「するべき!」だと思います。これらのベンダーさんは、特定の課題解決の為のAIサービスを提供はしていない為、多くは「課題のヒアリング」から行う場合が多いです。
よって、こういったベンダーさんと向き合う場合には、先ほどと同様に

  • 解決したい課題は何か?
  • ベンダーが持つサービスはその課題が解決可能か?
  • その課題解決がされると、自社にはどの程度のメリットが発生するのか?
  • 同様のサービス提供をしているベンダーはいないか?
  • そのベンダーが持つ強みは何で、競合他社との違いは何か?

をクリアにする必要があるかと思います。

まとめ

いざ社内でAIを活用するとなった場合、まずは情報収集が必要ですが
まずは上記のような視点でベンダーさんの話を伺ってみてください。大事なことは「自社が何をしたいか」です。
これがクリアになってないと最初の2つのタイプのベンダーさんとお話してもすっきりしない点が多いかと思います。

ただ、やりたいことがクリアになってない場合でもオーダーメード型サービスの提供ベンダーさんであれば、ヒアリングから行ってくれるのでその過程で課題が固まることも十分ありますので、まだ「目的や課題がフワッとしている」ような場合は、まずヒアリングを受けてみることをおススメします。

 

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ABOUT US

大学卒業後から現在に至るまで、3社のベンチャー/スタートアップにて事業の立上げから成長フェーズまでの一通りを経験。企業の成長ドライバーに必須であるAIが、少しでも普及して根付く為に奮闘中。愛犬チワワの名前は「たたみ」